5年以上使っている料理研究家である有元葉子さんプロデュースのフライパンの底が経年変化でボコボコなってしまい使いづらくなってしまった。
同じものを買い替えようといくつかお店をまわったら、今使っているフライパンはすでに廃盤。フライパン難民と化してしまった。
の3点だ。
ネット通販や普段行かないお店などまわってはみたもののなかなか欲しいプライパンが見つからず、ただただ月日が流れた。フライパンの底が熱でさらにボコボコになり、もうダメかと思っていた矢先にこれだ! とおもったフライパンに出合う事ができた。それがスキャンパン社だった。
今回購入したのは「スキャンパン / スターフライ」。使い勝手をレポートしたい。
1956年、デンマークにて創業。調理器具を作り続けて60年余。
「For the love of good food.」がモットー。
柄は太くての大きい男性でも持ちやすい。メーカー名が刻印されている。
スキャンパンシリーズはほとんどの熱源に対応している。
IHクッキングヒーター / 直火 /オーブン / ラジエントヒーター / セラミックヒーター / ソリーテッドプレート / ハロゲンヒーター
今まで使っていた鉄フライパンに比べると熱の伝導に少し時間がかかった。お湯を沸かすと気泡の出来かたで平均的に熱が通っていることがわかる。
スキャンパンは環境を考えて作られている。フライパンはリサイクルされたアルミニウム素材を使用。
熱処理を考えて一体形成だ。つなぎ目が一切ない。
我が家でスキャンパンを使う主なメリットは3つ。
安全な次世代フッ素加工「GREEN TEK」の処理がされている。よって油を使う量が1/10に激減した。以前は鉄製フライパンだったのでそれなりに油量も多かったが、これならノンオイルでもいけそう。よりよい健康的な生活をおくれそう。環境にも優しく、持続可能な社会の一旦を感じる。
また、鉄フライパンだと食材がこびりつきやすかったが、スキャンパンなら全く問題なし。
使い終わったあとの掃除も楽だ。洗いだす時間が後になりそうなら水をひとさし。
通常の使用であれば、スキャンパン社に送るとクリーニングをしてくれる。これならへたったフッ素加工も安心だ。
底が深い種類があるスキャンパン。
通常フライパンというと薄い造りのものが目立つ。
スキャンパンはそこが深いものもラインナップにある。
これならお湯を湧かしてブロッコリーなどを茹でることが余裕だ。
鍋の数が足りないときの便利な活用法でもある。
底が深いことの2つ目のメリットしては炒め料理の多い我が家の料理では食材がこぼれにくい事。
はみだしやすいミックス野菜を簡単に混ぜ合わす事ができ、こぼれる事はなかった。
残念なことに自分にとって完璧かに思えたスキャンパンだが、唯一欠点が存在する。
とにかく重い!
どれだけ重いか計量器で図ってみたら1,250gあった。
重いので洗うときには少し難儀する。
解決策としてシンク内に置いて洗っていることもありデメリットに対しては解決済みだ。
MacBookAirより重いんじゃないか、これ。
毎日持っているとけっこう鍛えられそうだが、実はIHでは鍋自体を降ることが少ないので全く気にならない。
スキャンパンの底面の汚れ落としに大活躍のアイテムの記事はこちら↓
値が張ったが、長く使えるフライパンとして考えると割高でもない。
鉄製フライパンのように育てることはできないが、育児世代にとってはラク☆家事の強い味方になるだろう。
少しでも料理ができるようになる強い味方だ。
製造国:デンマーク王国
寸 法:直径24cm
価 格:23,760円(税込み)
スキャンパン 公式web site
※2019年3月現在 使用感は個人の感想