例年にない花粉が猛威を振るっている最中の3月16日に山梨・甲府駅北口にある山日YBS本社で山梨文化学園のセミナー「定年前に始める生前整理 / 人生後半が変わる4ステップ」が開かれた。
以前整理収納アドバイザーになるきっかけを作った講師であり、気になる講座内容だったので参加を希望した。
講師は幸せ住空間セラピストの古堅純子先生。今までに2,000件以上の現場で活躍する整理収納アドバイザーでもある。ライトグリーンのエプロンがトレードマーク。
wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/古堅純子
始めた当初は男性向けの講座だった模様。次第に女性が増え、現在では95%以上が女性参加者だ。
メディア出演や10数冊の書籍を出版している方で知名度は高く会場は満席だった。
まず、最初に生前整理タイプ別診断を行い自分のタイプを知る。
10項目ずつあり一番チェックが多かったものが自分のタイプだ。
タイプには3つあり、
Aタイプ モノを捨てない
Bタイプ モノを増やす
Cタイプ 片付けや収納が大好き
に分けられる事を知る。これで自分のモノに対する捉え方を知ることができた。
続いてセミナーが始まる。技術的な整理収納についてはほとんど触れず、具体的な経験談を始め、数千件の家を訪問して感じたことや「何のためにするのか」「誰のためにするのか」をキレイ事でなく屈託のない言葉で終始説いていた。
また、技術的な片付けの説明もあり、
➀モノをすべて出す
②「いま使うモノ」と「いますぐ使わないモノ」にわける
③「いますぐ使わないモノ」をダンボールに入れる
④1年後「いますぐ使わないモノ」は手放す
をわかりやすく説明していただいた。
強く唱えていたのは世間一般に生前整理という言葉が勘違いされていて、死ぬための準備をするものではなく、
の通りに人生を前向きにしていくものだと訴えていた。生前整理という言葉を発案した講師の言葉に重みを感じた。
古堅純子オフィシャルweb
https://ameblo.jp/junko-furukata
時がくる前に家族とよく話し合い、明確な生活のイメージをもって取り組んでいきたい。生前整理はモノを捨てる行為ではなくモノを手放し、より良く生きる空間づくりだ。
※2019年3月現在 個人の感想