d news aichi aguiってどんな場所?
国内外でロングライフデザインをテーマとして活動しているD&DEPARTMENTの創設者ナガオカケンメイ氏が自身の育った故郷である愛知県知多郡阿久比町に新しい形のD&DEPARTMENT「d news」国内1号店としてオープン。
「文化度を2度あげる」がコンセプト。
1度はお店から、もう1度はお店に足を運んでくれた方によるもの。
実際にリピーターも多くて2度、3度と通いたくなる場所だ。
ノコギリ屋根が特徴の知多木綿の工場をナガオカケンメイ氏がクラウドファンディングを取り込みつつ、リノベーション。
昔からの風景を残したい気持ちをみんなでお金を出しあってつくりあげた。
クラウドファンデイングサイト「READY FOR」での支援総額金は21,520,000円、支援者779人。
d news aichi aguiへの行き方
名古屋駅から阪急線で阿久比駅まで向かう。
途中沿線が変わる電車があるので、遠方からくる人は注意が必要だ。
実際2回乗り間違えた。www
ポツンと佇む駅。名古屋駅とのギャップが大きくてびっくりした。
まわりには大きいお店がなく、のどかな風景が続く。
駅前ではダイソーが一番大きい店舗みたいだ。
d news aichi aguiの外観
阿久比駅から10分ほど歩くと右手にセブン-イレブン。
そこを曲がるとd news aichi aguiに到着。
道順としては簡単なので初めてでも比較的に楽に行ける。
春や秋のように過ごしやすい季節は特に気持ちがよい。
郵便マークをあしらった郵便受け。
dはこういった茶目っ気なデザインをよく見受けられる。
d news aichi aguiの駐車場
駐車場は広くおよそ20台以上駐車可能。
地域の交通状況を考えると助かる敷地の広さだ。
近々、別の場所からバラした薪小屋を移築するとのこと。(2022年9月現在)
d news aichi aguiの店内 ::: カフェ :::
着いてからさっそくカフェに向かう。
ちょうどお昼時だったこともあり、ゆるい混雑だった。
客足は途切れることなく続き、ランチタイムは多少待つことも。
カフェメニュー
d&カレーを中心に阿久比をはじめとする地元の食材を使ったメニューが中心。
他にもカウンターに手作りスイーツが並んでいた。
緑が映えて気持ちいい。
テーブルには「ココカラ日和」の阿久比産米粉でつくったマフィンも。
他にも席はカリモク60でしつらえた席などがあり、大人数でも対応可能だ。
テーブル席とブロック席
d news aichi aguiで食べることができるd&ドライカレー
今回、食べたのは東京で創業以来のメニューであるd&ドライカレー。
(東京店はポーチドエッグだが阿久比店は目玉焼き)
数年ぶりに食べたが、ちゃんと自分の舌の味の記憶が残っていた。
阿久比町産の特別栽培米「れんげちゃん」を使っている。
白い器は産地であるNoritakeのプレート。(すでに廃盤品で今はない)
愛知でつくられたクラフトビール「OKD KOMINKA BREWING」も楽しめる。
夏にちょうどよいさっぱりな梅味UME SAISONだった。
d news aichi agui の店内 ::: 商品 :::
ノコギリ屋根なので、光がたくさん入って明るい。
ゆえにエアコン4台フル稼働でも天気のよい夏日は暑かった。
冬はあたたかそうだ。
dオリジナルグッズ
ロングライフデザイン
左側はナガオカケンメイ氏激推しのバルミューダのLEDランタン。
右側には結婚式で最後まで使い切らなかったロウソクからリサイクルしたオリジナルカラーのキャンドル。
小600円と大1,200円(税込)
奥にいる人物はオーナーであるナガオカケンメイ氏。
原点に戻って営業日にはほぼ売り場に立って店番している。
d news aichi aguiで販売されている知多木綿
江戸時代から続く知多半島で織られるようになった知多木綿。
浴衣や手ぬぐいなど生活に根ざした小ぶりなアイテムが中心。
1m毎に量り売りをしている。
量り売りで販売している知多木綿の数々。
クラウドファウンディングの支援者一覧(掲載希望者のみ)
クラウドファウンディングの支援者一覧が壁面に飾られていた。
愛知県のロングライフ食品群
その土地の知るには食文化が手っ取り早い。
土地由来のそれぞれの特徴や他の地域の違いを見ることができて興味深い。
愛知県で昔から親しまれているたくさんの食材が並んでいた。
家庭用ラーメンのキリマルをはじめ、愛知県のみで販売している味噌煮込みうどん。
自宅で食べてみたが、ラーメンに近い感じだった。面白い。
阿久比近辺の酒群。
ウイスキーから日本酒、冷蔵庫にはビールも。
愛知県出身のトノイケモトユキによる器の展示会がされていた。
手前は丁寧に育てられたd&greenたち。
カフェとギャラリーの間にあるトイレ
サンボックスとサンプリングファニチャーに飾られた観葉植物。
隣は静岡・サイトーウッドのゴミ箱。
反対側には宿泊者用の部屋とシャワールームも。いつか利用したいもの。
d news AGUI GALLERYの店内 ギャラリー部分
d news aichi aguiには小さなギャラリーがあり、個性的なアートを紹介している。
また、アーティスト向けの宿泊施設もあり、阿久比町に滞在中にインスピレーションを受け、作品に投影しやすい環境となっている。
でかけた当時は山下アキ・ANA機内誌「翼の王国」原画展が開かれていた。
2022年6月11日(土)〜7月4日(月)開催
d news aichi aguiのまとめ
少しだけ暮らしを良いものにするにはぜひ寄りたい場所。
この店舗を通じて自分たちが住んでいるそれぞれの地域の良さを再発見できることに気づかせてくれる。
d news aichi aguiのインフォメーション
営業時間:だいたい12時から18時まで
定休日:火・水(不定休あり instagramにて要確認)
住 所:愛知県知多郡阿久比町矢高五反田37−2
※2022年7月現在 個人の感想 2023年1月更新
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