2020年に入って大型店舗のオープンが続く無印良品。
イーアス春日井にある店舗もその一つだ。
無印の全てがここに揃っている、そう思わせてくれる店舗だ。
どんなお店なのかいくつかの写真とともにレポートしたい。
イーアス春日井無印良品ってどんな店?
2021年10月にオープンした無印良品国内最大級の広さをもつ店舗。
かつて同地にザ・モール春日井(1992〜2019)にあったが、同店の閉店に伴いイーアス春日井に移転した。
無印良品イーアス春日井の店内レイアウト
敷地面積が広く、1フロアで構成されている。
都内の店舗に比べるとゆったりとしたつくりだ。
無料シャトルバス
2022年9月30日をもって運行終了してしまったシャトルバス。
やはり、車で来店する世帯が多いためなのか、あまり活用されてなかったようだ。
今後は公共交通機関やマイカーでの来店が中心となる模様。
イーアス春日井無印良品の店舗の様子
ここでは各ブロックに分かれた売り場を紹介したい。
どれだけ広くて、物品の充実度が高いか伝われば幸いだ。
野菜売り場
愛知県で生産された野菜を中心に販売。
農家と直接取引しているので新鮮な野菜を提供している。
スーパー? ってくらい品揃えが豊富。
無印良品なのになぜ?
近年無印良品では地域の連携を考えていて、各々の店舗の地域の特産品や野菜を販売している。
賛否あるだろうが、仕事帰りの買い物には便利。
お菓子の量り売り
無印良品では量り売りがスタンダードになりつつある。
こちらはお菓子類の量り売り場。1g=4円で販売。
昔は地域の小売店では量り売りが当たり前だったので、量り売り文化を取り戻したいのかもしれない。
(良い悪いは別として)SDGsの観点からも興味深い取り組みだ。
冷凍食品
まだ一部の大型店舗に取扱いのない冷凍食品。
いずれは提携しているローソンでも扱ってほしいものだ。
みんな大好きなキンパ(韓国風のりまき)も売れ行き好調。
奥にいくつか残っていた。
コーヒースタンド
オーガニック豆のコーヒーを飲むことができる。
ブレンドとカフェインレスの2種類。
各100円(税込)
量り売り洗剤
洗剤の量り売りも。
家庭用洗剤とアルカリ電解水を100ml単位で販売。
保冷剤の回収
着なくなった洋服の回収は以前からの試みがあったが、保冷剤の回収は最近始まった。
ごく一部の店舗でしか始まってないが、いずれは全店で開始してほしい。
B級品の販売
製造工程ででた多少の失敗品を割安で販売。
正規品とはまたちょっと違うが、気にならない人にはお買い得な商品群だろう。
給水機
人は水がないと生きていけない。
最近始まった無印良品の給水サービス。
乳児用のミルクのためにも熱いお湯に期待。
IDÉE
良品計画の子会社であるIDÉEの取り扱いもあった。
無印良品のテイストとは違っていてアクセントとなっている。
GREEN
ほぼネット販売だけになってしまったグリーンもここでは実物を見ながら買い物ができる。
生物だけに状態を見ながら買うことができるのは嬉しい。
100均商法と同様に同じ金額で違う種類のグリーンが販売している。
ハンドジェット
無印良品として全国初のサービスのオリジナルのラベル印字サービス。
収納アドバイザーに相談の上、購入いただいた商品に好きな文字やイラストを無料で印字。
MUJI BOOKS
行動に合わせて本をセレクトされた本棚。
背面にはテーブルとイスがあり、ちょっと中身も確認できるスペースもある。
つながる絵本プロジェクト
いらないものを捨てずに「もったいない」をなくす。
不用になった本・CD・DVDや食品を回収している。
ペット用品
最近無印良品が力をいれているペット用品。
90年代初頭にはキャットフードを販売していたが、現在の主軸は犬に向けている様に思える。
中央広場のイベントスペース
「健康」「防災」「環境」「子育て・教育」に関するイベントを開催。
地域の病院の方を招いた健康相談会や、防災ボランティアの方と開催するワークショップ。
環境や子育てに関しても行政や事業者、NPOなど地域で活躍されている“ローカルヒーロー”の方々と共に、
地域の方の生活に取り入れていただきたい情報をお届けするイベントを開催している。
イベントのない時は休憩も可能。
キッチンカウンター
中央広場の裏にある。
キッチンも備えており食のイベントスペースも開くことができる。
くらしの相談所
引っ越しや模様変えから日々の整理収納の相談など、一人ひとりのくらしに合わせた部屋づくりの手伝いをしている。
家に関する書籍も。
MUJI Camp Tools
キャンプ用品を中心に野外活動品 の取り扱いを発見。
これは無印良品ブランドではなく、他社製をディレクションしたコーナー。
いくつか所有しているが、使い勝手のよいツールを集めている印象。
キャンプライクな商品もディスプレイされていた。
くらしの備え、いつものもしも。
実は消化器も取り扱っている。無印良品らしくホワイトグレーだ。
ペーパーパーティションシステム
建築家坂 茂が監修。
避難所でパーソナルスペースを確保するための簡易仕切り。
軽いので力の弱い人でも組み立てができる。
製造は石川・小松マテーレ。
最近発売されたいつものもしもポケットコートも展示。
震災以降、積極的にテーマにするようになった「いつものもしも」の取り組み方に注目したい。
イーアス春日井無印良品の店内の様子
とにかく広いイーアス春日井無印良品。全ラインナップに近い商品群を揃えている。
半日いればけっこうな運動量だ。ここでは規模感がわかる雰囲気の写真を。
開店と同時に出向いたのでノーバディだった。
セルフレジ
大型店では必ずある無人レジ機。こちらは食品3点までの専用レジ。
コロナ禍時代、多様性を考えるとけっこうな投資だ。
今日のずっといい言葉
スタッフが本の中から感銘を受けたテキストを黒板に記しているとてもよい試み。
読みたいって思わせるし、共通の話題を得ることによってより身近に感じられる。
コインロッカー
イーアス春日井自体にもコインロッカーはあるが、こちらは無印デザインのもの。
無印良品イーアス春日井のまとめ
無印良品の商品のみならず、地域と連携してさまざな試みを始めた良品計画。
社会性の強い企業になりつつあるこれからの無印良品に期待したい。
※2022年10月現在 個人の感想
無印良品イーアス春日井のインフォメーション
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年中無休
電話番号:0568-27-6801
アクセス:JR春日井駅より2.1㎞ 徒歩約30分
JR春日井駅より名鉄バス46・47系統 東野町方面「浅山町」・「東野口」バス停下車すぐ
住所:愛知県春日井市六軒屋町東丘22 1F
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